クロストーク Members Voice

水道コンサルの仕事とは?
~若手からベテランまで、
シゴトの本音を語ります~

上下水道を中心に道路、橋梁、地質調査など幅広い部門で、
事業の指針づくりを担う新日本設計。
総合建設コンサルタントとして
地域の暮らしを支えるやりがいや
入社して学んだことなど、
現場で活躍中の皆さんに、座談会形式で率直にお話いただきました。

  1. Talk 01

    初めて担当した仕事は?

  2. Talk 02

    これまで経験した大きな
    プロジェクトってどんなこと?

  3. Talk 03

    若手座談会~新日本設計の
    働きやすさはどうですか?

Talk 02 これまで経験した
大きなプロジェクトって
どんなこと?

クロストークの様子

Talk Member

  • K.Tさん

    K.Tさん

    本社第一技術部
    (2013年入社)

  • K.Aさん

    K.Aさん

    本社第四技術部
    (2016年入社))

  • S.Tさん

    S.Tさん

    名古屋事務所技術課
    (2016年入社)

  • S.Aさん

    S.Aさん

    東北支社第一技術部
    (2010年入社)

これまで担当した大きなプロジェクトを教えてください

  • K.Aさん

    K.Aさん

    私は県内外の上下水道施設の電気設計に携わっています。中でも規模が大きかったのは、洪水被害防止のために千葉県で新設した雨水ポンプ場の設計。電力会社から受電し、場内に配電するための設計から、自家発電設備の設計、ポンプを動かすための制御盤、ポンプ場全体を監視する盤の設計など、全般の仕様決定を行いました。
    総工事費30億円規模の施設で、大型案件を任せてもらったワクワクと設計経験の浅い自分で大丈夫かという不安が同時に押し寄せてきたことを覚えています。
  • S.Aさん

    S.Aさん

    私が入社したのは東日本大震災のあった年。1年目から先輩について被災した沿岸各市町村を訪れ、災害復旧設計や査定書類作成のための現地調査などに取り組みました。自分が携わった中で、最も重く、記憶に残っている案件です。
    被害規模の大きさに圧倒されながら、ほとんど経験のない中で先輩のアシスタント業務を必死にこなす毎日。主体となって作業を進めることはありませんでしたが、なるべく手戻りがないよう、分からないことは都度、先輩や上司に確認を行い、一度行った作業はできるだけ内容を覚えるようにして、先輩や上司が主業務に集中できるように努力したつもりです。
  • S.Tさん

    S.Tさん

    私は福井県での工業用水のアセットマネジメント計画策定で、企画業務を行ったこと。工業用水の施設と管路の長期計画を作成し、今後40年間、水道施設を維持するためにどうしたら良いか、基本的な財政計画をまとめました。
    アセットマネジメントの作成自体が初めての時に、地域の未来に関わる大型プロジェクトを任されたことは不安でしたが、まずは本社にある過去資料や現地の水道施設台帳を取り寄せ、現況を調査。実際に赴いて施設や設備の状況も調べる中で、少しずつ完成品のイメージを創ってきました。
  • K.Tさん

    K.Tさん

    私も2年がかりで手がけた大規模なアセットマネジメントが印象に残っています。20万人以上の給水人口を抱える市営水道事業からの発注で、今後50年間を見据えて計画を策定するというもの。水道事業の計画として最も長期間の部類に入るものでしたので、調査・評価の結果を踏まえて複数の更新シナリオを用意して、それぞれのケースでの投資見通しと財政見通しについて検討を行いました。

プロジェクトに関わって得たことは?

  • K.Aさん

    K.Aさん

    人びとの暮らしを守る雨水ポンプ場の設計なので、例えば電気がなくなった時にどうするかや安全性を確保するために水位をどうチェックするかなど、故障時のバックアップも含めて検討。一方で税金を使っての公共事業なので、過大設計にならないよう、すべての仕様決定において根拠を明確にすることを心がけました。
    実務に入る前には、社内データベースから似た案件の図書類を探し出して、設計のフローや完成形をイメージ。ほかにも土木・建築・機械の別部門担当者としっかりコミュニケーションを取るなど、幅広い面で経験を積めたと思います。
  • S.Aさん

    S.Aさん

    未曾有の大災害の後、仮設配管などで何とか水道水を供給している様子を目にして、水道の重要性を改めて実感。自治体の担当者の方から頼りにされている先輩の姿にも、単純にすごいなと思いましたし、信頼を得るためにどうしたらいいかを自分でも考えるようになりました。
    大切なのは結局、日々の業務の積み重ね。いつもお客様の要望や課題に誠実に応え、適切に提案していたことが、いざという大変な現場でも信頼を得られたのだと感じました。
  • S.Tさん

    S.Tさん

    長期に及ぶ計画でしたので、心がけたのは発注相手に分かりやすい資料作成。今後の財政をシミュレートし、状況に合わせてアレンジしたり現施設をうまく利用できるよう調整したり、現実的にまとめることにも気を配りました。複数パターンを考えて「これが一番いいですよ」という提案ができたのは自分としても手応えがありましたし、今後の類似業務にも生かし、さらに良い成果を目指したいと考えています。
  • K.Tさん

    K.Tさん

    計画途中に何度も策定委員会が開かれ、お客様からの要望事項や条件をすり合わせてきました。実感したのは、段階ごとの合意形成の大切さ。水道料金がメインの財源となるので、施設の健全性と料金のバランスについても、市民の方に丁寧に説明するように心がけてきました。
    その結果大きな案件を無事完了でき、達成感と自信を感じられたプロジェクトです。今は当時の経験を生かし、発注者の方のニーズや課題相談にも裏付けをもって応えられています。

水に関わる仕事のやりがいは

  • K.Aさん

    K.Aさん

    社会になくてはならない仕事だということ。私自身、暮らしに役立つ仕事がしたいと考えて入社を決めたのですが、上下水道という身近なものを通じて自分の仕事がかたちになっていく面白さは、想像以上でした。
    今は遠方の設備に携わることが多いですが、いずれ住んでいる地域の施設設計にも関わってみたいですね。子どもに「これパパが作ったんだよ」と言える仕事ができるのも、当社の醍醐味だと思います。
  • S.Aさん

    S.Aさん

    水道施設は普段あまり目にすることがなく、学校教育で接する機会も多くはありません。ですが大震災で実感した通り、暮らしに無くてはならないもの。災害対策や老朽化対策の重要性も、徐々に知られています。関わる案件には、事業・工事費が数千万~数十億円単位にのぼるプロジェクトも少なくありません。地域を支える重要な仕事に関われることは非常にやりがいですし、誇れることです。
  • S.Tさん

    S.Tさん

    道路や電気と並ぶ重要な社会インフラに関われること。自分が設計・計画した成果が、40年先50年先もその地域の生活基盤を支えていると思うと誇らしいですよ。当社は専門的な業務が多いことから、社員教育に力を入れています。未経験からでも、個人の意欲に応じてスキルアップができる職場なので、「社会貢献がしたい」という人にはピッタリだと思います。
  • K.Tさん

    K.Tさん

    生活に密接している水道に携われるやりがいは、おそらく社員全員に通じることだと思います。自然災害の激甚化が問題になっている今、暮らしを支える水道をどう維持し、守っていくか。計画、設計、調査など携わる業務はそれぞれ違っても、「暮らしを守る」ことを皆が意識している会社。同じ目標に向かって、部署を越えて切磋琢磨できるのは当社の大きな魅力です。

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